第11話 ハツキタお宝鑑定団

公開日:  最終更新日:2014/05/22

髪がボサボサに伸びたカニ蔵は、床屋に行くことにしたそうじゃ。

「♪僕の髪が~ 肩まで伸びて~ 君と同じに~ なぁったら~ キモい~」などと歌いながら近くの床屋さんに行ったそうじゃ。

その床屋さんは「理容の森」というお店じゃった。

この理容の森さんは「発寒北の美術館」と異名を持つ床屋さんで、様々なお宝を展示している一風変わった床屋さんなのじゃ。

その店はたくさんの植物に囲まれたお店じゃった。

森さんは、理容の森をなんと40年前から営業している。
「さすが理容の森。店の周りが森みたいじゃの~ 『名は体を表す』じゃな!」

店内に入るとお宝の宝庫じゃったそうな。

「これはルーブル美術館か大英博物館並の規模じゃ。開運!なんでも鑑定団から鑑定依頼が来るほどの目利きであるワシが鑑定してやろう!」

早速カニ蔵は、ご主人に色々なお宝を見せてもらうことにしたそうじゃ。

「大量にありますな~ 何点くらい展示しているんですか?」
「数えたことがないねぇ。隣の部屋にもあるんです。」
「では、お宝を拝見しようかの・・・」

「むむ!これはすごいサンゴじゃ!何と言っても景色がいい! では早速・・・オープン・プライス!一・十・百・千・万・十万・百万・・・200万円じゃ!」

「ああ・・これは知り合いがタダでくれた物ですよ」
「ゴホン・・・ そんな奇特な方もいるんですね・・・。(;´Д`)」

「うわぁ!すごい木のコブじゃ!これだけ大きいと迫力もあるぞ!さすが森さんじゃ・・・これもオープン・プライス!一・十・百・千・万・十万・・・90万円じゃ!」

「これも、捨てるけどいるならあげると持ってきた人がいてね」
「捨てる神あれば、拾う神あり・・・っと (-_-;)」

「これってリサイクル店でもらってきた物ですかね?」

「これは息子が作成した作品で道展で新人賞を受賞した作品です。」

「そ、そうですか。 やっぱり受賞作品は迫力がありますな!」

カニ蔵は『ホンモノもあるんかい!』とツッコミそうになったそうじゃ。

「森さんの趣味はお宝集めですか?」
「最近は釣りで使うジグを作ってるんですよ」
「ジグ?」
「これです!アワビの貝殻や深海松を使用したり、象牙を使ったりする釣りの仕掛けです。マスやブリなど大きな魚が良く釣れるんです。」

「すごい!」
「これは、販売もしてくれるんですか?」
「そうですね。私の手作りジグは評判がいいので、欲しい方には売ってあげますよ。」

『変わったお店じゃの~ お宝はいろいろあるが森さんが一番お宝じゃ。』

そして、カニ蔵は気が付いたのじゃ。

『名は体を表すというが、さすが森さんはやっぱり 森 さんじゃの~』

『あの人の場合は 林 さんじゃ』

『そして、あの人は さんじゃの』

たっぷりお宝品を鑑賞したカニ蔵は店を出ると
「こんなにお宝を見るのは、定山渓にあった北海道秘宝館以来じゃな~」

 (北海道秘宝館1980~2010)

カニ蔵は「ところで、森さんって何の店だっけ・・・」
と、つぶやいたそうじゃ。

めでたしめでたし

☆理容の森☆
札幌市西区発寒14条4丁目1-1
TEL:011-662-7145  
営業時間:9:00~19:00 定休日:火曜日、第2・第3月曜日

☆理容の森からお得情報☆
暇な時間にご来店いただくと、ジグを販売してくれます。

※話の内容は多少盛っていますが、お店のお得情報は本当です。

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