第13話 ピザ食べたい

公開日:  最終更新日:2014/05/22

あるところに、カニ蔵という男がおったそうな

あるときカニ蔵は、「秋といえば、やっぱり食欲の秋じゃな」といいながら
ハツキタ商店街名物の「ぱんじゅう」を食べておったそうじゃ。

そして、「そろそろ、このぱんじゅう屋もブログで紹介せんといかんの~」と
ニヤニヤしながらつぶやいたそうじゃ。

その時、なにやら美味しそうな匂いがしてきたそうじゃ。

「なんの匂いかの~?とっても美味そうな匂いじゃ。」

周りを見渡したが、どこから来る匂いなのかがわからん。

「この匂いは・・・ピザじゃな。 無性にピザが食べたくなってきたぞ!」

しかし、ハツキタ商店街にピザを売っている店はない。
匂いの元を探したカニ蔵じゃったが、とうとう見つけることができなかったそうじゃ。

それでも、カニ蔵はピザがどうしても食べたい。

「おぉ!そうじゃ! あの会社に行けば、あるかもしれん!」

カニ蔵は、そう言うと大急ぎで「ある会社」に向かったのじゃった。

その会社は「遠藤木型」という会社じゃ。

遠藤木型は様々な木型を作っている会社じゃが、変わったものを作っているので、
「もしかしたらピザもあるかも?!」とやってきたのじゃった。

カニ蔵は、工場の前に立つと「すみませ~ん!ピザありませんかぁ?」と大声で言ったのじゃ。
すると、中からニコニコ顔のおっさんが出てきたではないか。

ニコニコ顔のおっさんは、この遠藤木型の社長、遠藤貞幸さんじゃった。

「カニ蔵さん、うちは木型屋だからピザは売ってないよ」

「やっぱり遠藤木型にもピザは無かったか・・・まぁ当然じゃわい。でもせっかく来たのじゃから、会社の中を見せてもらおうかの?」
そう言うとカニ蔵はズカズカと工場の中に入っていったそうじゃ。

「おぉ!これはジェットコースターじゃな!・・・。まずは乗ってみようか」

カニ蔵が乗り込むと、遠藤社長が言ったのじゃ

「それは、たまご型のお風呂だよ」

なぜ風呂をたまご型にする必要があるのか理解に苦しむカニ蔵じゃったそうな。

『そういえば、遠藤木型は変わったものを作る会社じゃからの~ 以前はSTV1×8いこうよ!の木村洋一さんの頭を作っておったの・・・スキー場で頭を転がしたシーンはかなり笑えたわい。』

『あの番組のお祭りの名前は確か「嬉寿楽禿慶祭り」(うすらはげまつり)だったな。まぁ、うちの商店街の場合は「素狩禿慶祭り」(すっかりはげま つり)だろうが・・・。』

カニ蔵がふと周りを見渡してみると、ストーブのような物が置いてある。

「これは小型の薪ストーブですかの?」と聞くと、遠藤社長は
「アウトドアでピザが焼ける携帯用のピザ窯です。」

「なにぃ!ピザ?キャンプはジンギスカンと決まっておるではないか!ちなみに運動会もジンギスカンと決まっておるし、ジンギスカンにはキトビロが付き物じゃ!わしが高校生の時、同級生が朝からジンギスカン&キトビロを食ってきてヒーローになった奴がいたぞ!」

全然関係ない話を持ち出すカニ蔵であったそうな。

キトビロ

「それにしても、よくできたピザ窯じゃ・・・。確かにキャンプ場で出来たてのピザを食べるなんてゴージャスじゃ!素晴らしいアイデアじゃ!遠藤社長、あなたは日本一、いや世界一、いやいや発寒一のアイデアマンじゃ。そういえば、今日、とってもピザが食べたいと思っていたので、これは良い物 を見つけた!これさえあれば商店街にピザ屋がなくても安心じゃ!」

遠藤社長を褒めちぎって、このピザ窯をタダでもらおうと思ったカニ蔵じゃったが、遠藤社長はピザ窯をくれる様子は微塵もなかったそうじゃ。

すると遠藤社長が

「このピザ窯ですが、上の蓋を開けるとジンギスカンも焼けるように改良する予定です」

と言うではないか。

「ピザを食べれる上に、ジンギスカンまで食べられるとは!一石二鳥じゃ!ピザ+ジンギスカン+キトビロじゃないか!こんな商品見たことない!素晴らし過ぎる!誰でも欲しくなる逸品じゃ!わしはとっても欲しい!多少重くても持って帰る自信もあるし!

再度褒めちぎって、欲しいアピールをしてみたカニ蔵だったが、遠藤社長はなんの反応もしなかったのじゃった。

遠藤社長は「こんな物も作ってるんですよ」と大きな機械の前に行ってみると

これは、立派なマンションの前にあるような洋風の柱の木型を製作している途中のものじゃった。
この木型からこんな感じになるらしい

カニ蔵は、
「遠藤木型はすごいなー何でも作れるんじゃ。そのうち、商店街の理事長の銅像も作ってあげたいものじゃ」

ハナ肇風

とカニ蔵が言うと、遠藤社長は

「型をとれば、いっぱい作れますよ」

と答えたそうじゃ。

「いっぱいと言われても・・・・」

「キモいので、やめます・・・」と断ったそうじゃ。

めでたしめでたし

☆株式会社遠藤木型☆
札幌市西区発寒15条12丁目2-3 TEL011-661-2571
営業時間:8:00~16:30  定休日:第2・第4土曜、日曜、年末年始・お盆


☆遠藤木型からのお得情報☆
型を作るとたくさんの銅像を作ることができます。




話の内容は多少盛っています。

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